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肩こりの原因

肩こり症の人も腰痛症の人に負けず劣らず多いです。

肩こりと腰痛はセットみたいなもので、自覚のあるなしにかかわらず両方持っている人が多いのです。
(「腰痛が楽になったら肩こりに気が付く」ということが良くあります。)

なぜ「自覚のあるなし」と言うかというと、痛みやコリはそれを起こしている所(患部)から、神経を通じて脳に信号が行って「痛い」とか「こってる」と認識されるのですが、脳は信号の強い順番から受け取ります。

例えば、腰から来る痛みの信号が、肩こりの信号よりも強い場合、肩こりの信号は後回しにされます。Katakoriimg

肩こりですから、腰痛が改善されると肩こりが出現ということも珍しくありません。その辺りをちゃんと説明しておくか、時間が許せば肩も少し緩めてあげると

「腰痛は楽になったけど肩こりになった。」

ということにはなりません。
「腰痛が楽になったので、肩こりの症状が出てきた」 というのが正確な表現です。

これとは逆に「肩」の方が自覚が強く、腰に自覚がない場合もあります。
これも調べればすぐ判りますので、腰を先に施術する事が多いです。
肩こりで来られたのに自覚があまり無かった腰が意外とひどかったので、「肩は次回に」ということもあります。

というわけで、肩こりの方の肩だけを触っても、その場しのぎにしかならない事も多いのです。
昔から良く行われてきた「肩たたき」や「肩もみ」も、されている時は気持ちいいんですが、しばらくすると戻ってしまう事が多いです。

そうして腰が改善したとします。
ここから本題です。

肩はなぜこるのでしょう?

これも腰と同じく物理的要素、精神的要素などが絡み合っている事が多いのですが、直接関係する物理的要素としては、背中・肩・首・腕・胸の筋肉などの過緊張(強張り)があります。

これらが何故強張るのか?については、体の痛みがドンドン消えていく秘密で詳しく述べていますのでご覧になって下さい。

肩こりで肩の筋肉が関係するのは判るけど、肩こりに背中や腕がなぜ関係するの?

まず、背中の筋肉で影響が大きいのが広背筋で、これは腕の付け根から骨盤まで拡がっている、背中で最も大きい面積の筋肉です。Kouhaikin

この筋肉は腕を後ろや下に動かす役目をします。これが強張ると、肩を下に引っ張ります。

そうすると、肩の筋肉(一般的には上部僧帽筋)はバランスをとるために肩を上に上げようとします。Shscarotator2
それで、肩の筋肉が疲れて乳酸などが溜まり、鬱血して神経などが圧迫され、凝りを感じるのです。

広背筋が強張って縮んでいる人は、寝てても起きててもリュックサックをかついでいるようなものです。「だから、肩が凝って当たり前」です。

他には肩甲骨周りの筋肉も、強張ると肩甲骨の動きを妨げる事になりますから、肩に負担をかける事になります。
後の首や腕、胸の筋肉なども肩関節に繋がっていますので、大胸筋・三角筋など、肩周辺の動きが悪くなり、凝りに繋がります。Pectoralsdeltoid2

これらの筋肉が、体の痛みがドンドン消えていく秘密で触れた、腰の筋肉と同じように強張ってしまうと(シートベルトの仕組み)、揉んだり叩いたりしても完全にはほぐれません。

それどころか、あまり強く刺激してしまうとあとで余計に強張ってしまいます。
「肩たたき」や「肩もみ」が肩こりを慢性化させると言われてもいます。

簡単ではありますが、これが肩がこる物理的理由です。

左肩のこりの原因(肩こりの精神的要素や姿勢などとの関係について)

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